ラリーの醍醐味、それはきっと一体感

 

8月のチェコのラリーでリタイヤして、その次のラリーが今回のラリー北海道。

リタイヤのイメージが残ったままで、北海道の超高速グラベルを走るのは正直恐かった。

 

去年まではヴィッツだったから、今年の86の方がもちろんパワーがあるしその分スピードも出る。

レッキをしてて、走りのイメージが想像できていなかったし、今回初めて組ませてもらった竹藪選手にもそれは伝わっていたみたい。

 

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そんな初めて組んだのに僕のことをお見通しな竹藪選手、実はちょっと前までプロでやっていた選手だったりして、やっぱりそれだけあって本当に頼りになる。

SS全開走行中は絶対に無理させないし、尚且つすごくいいコンセントレーションにドライバーが気持ちを持って行けるようコントロールしてくれる。別に変わったことはしていないんだけど、気づいたらコントロールされている感じ。

ペースノートも聞いて走るというより、吸収して走っている感覚だった。

ベテランは本当にすごいや。ドライバーを自然体にしちゃうんだから。

 

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今回の結果は2位。

チームは本当に頑張ってくれているのに、それに応えられなかったのは本当に悔しかったけど、竹藪選手のお陰で内容は本当に濃くて、色々なことを教わったし、本当にいいラリーができたと感じている。

走り終わってみれば、チェコの悪いイメージは北海道のどこかに捨ててきたみたい。

 

今年のラリーももう大詰め、もう次のラリーのことを考えないと。

 

最後に、今回も僕を支えてくれたスポンサーの方々、ラックチーム、メカニックの方々、ファンの方々に心よりお礼申し上げます。

そして優勝した鎌田選手、おめでとうございます。

本当に速かったです。

 

 

 

 

 

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