ネッツカップヴィッツレースに、「ネッツトヨタ群馬・ジースパイスレーシングチーム」のサポートをいただき参戦して参りました。
実は、レース参戦は初体験!!
ラリーは1台で走る競技なので、ライバルに抜かれたり追い抜いたりというのが基本ありませんし、抜くためのテクニックを含めて、ルールも全く違います。
本当に刺激的な週末でした。
そんな中でも、レースで使う車両が車検対応でナンバー付だったり、チームごとに皆でテントを設営して車両を保管、メンテナンスしたり、ピリピリした雰囲気を想像していましたが、ドライバーさん同士も仲が良く、ラリーに似ている部分も多々掴み取ることができました。
初心者の方も参加しやすい雰囲気ですし、走り出せばコンマ何秒を競う非常にハイレベルな戦いを経験することができます。
ドライビングスキルを向上させたい、これからレースを始めたい、更には経験の浅い若い方にはもってこいだと思いました。
前述の通り車両はナンバー付で、尚且つレギュレーション上の改造範囲が狭いので、
ロールバー/シート/ベルト/消火器等の安全装備以外は、
サスペンション/ブレーキ/ホイール/タイヤ、くらいしか変更することができません。
なんと後部座席も付いているので、一般道では5人乗車できるんです!!
これが、誰もが参加しやすい人気のレースの秘訣になっているようです。
シースパイスレーシングチームからは、ヴィッツレースと86レースにそれぞれエントリーしていました。
グリッドに並んでいるヴィッツレースの車両。
今回のヴィッツレースのエントリー台数は54台!!凄い台数です・・・。
さらに富士スピードウェイは関東シリーズなのですが、他にも北海道、東北、関西、西日本にシリーズがあり、ヴィッツレースの人気度が伺えます。
私はどこにいるかと言いますと・・・。
!
!!
36番グリッドにいました!!!
これを意味するのは、予選タイムが36番手ということです・・・。
そうです、いきなり洗礼を受けています・・・。
ちなみにトップから1週3秒差で36位ですので、3秒の間に36台いるということです・・・。計算すると0.08秒に1台です・・・。
恐るべしヴィッツレース・・・。
8周のスプリントで争われる決勝は生憎の雨でしたが、ラリー経験が功を奏したのと、周りの方々のジェントルなレースのお陰で大きな接触もなく、18位でフィニッシュすることができました。
ちゃっかり?!ベストパフォーマンス賞もいただいてしまいました。
今回新たなチャレンジの第一歩としてヴィッツレースに参戦することができ、非常に光栄に思っています。
ドライビングに関してもチームの石渡選手/松原選手からアドバイスいただいたり、エンジニアの方にデータで解析をしていただいたり、TGRラリーに参戦していた方々にアドバイスをいただいたりと、ハイレベルなチームでやらせていただき、本当にいい経験になりました。
今年はなかなかラリーに参戦することができず、悔しさを感じる日々を送っていますが、ラリーから学んだことをレースに、レースから学んだことをラリーに生かせるよう、どちらも真剣に取り組んでいきたいと思います。
レースに参戦したい、レースメカニックに興味がある、車両をメンテナンスしたい、車両をカスタマイズしたいという方は、下記のネッツトヨタ群馬さんのサイトを覗いてみてください。皆さんも新たな第一歩が踏み出せるかもしれません。
・TRD Factory G’spice
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