Rallye du Var 2022:参戦記③(フランスラリー選手権)

●プティデジュネ

ヨーロッパに来た時の愉しみの1つが朝食。

だいたいブッフェスタイルなので、とりあえず全部取ります。

ゆで卵とスクランブルエッグが両方あるホテルは珍しいし、ゆで卵がゆでられていることに驚き。

大概は自分でゆでなければなりません・・・。

●今日はマシンテストの日

3.5㎞の一般道を占有してマシンのテストを行います。

毎回火曜日に行われるチームテスト、毎回のルーティンとなりつつあります。

路面はウエット・・・。この時期のラリーはいつも雨が降るらしく、ウエットコンディションでテストできるのはラッキー。怖いけどね・・・。

●あーだこーだのマシンテスト

テストではエンジニア(セッティングを決める人)といつもあーだこーだの言い合い・・・。

クルマのフィーリングを英語で伝えることがいつも難しい、これでもやっと慣れてきたけど、エンジニアとお互いが何を言いたいのかをくみ取ることが本当に重要。

日本人同士でも伝わらない時があるくらいですからね・・・。

午前はウエットのテスト、午後は路面が乾いてきたのでドライのテストを。

そしてランチはコースクロージャーのメンバーも一緒に皆でワイワイと!

●トップのトップは最高の体験に

今回体験したかった事!

「フランス人のトップ選手がドライブする、フランストップカテゴリのRally2マシンの横に乗ること!」

要は「すごい人が運転するすごい車の横に乗ること」

実現しました!!

ステファンサラザン選手(今大会総合3位)の横に乗せてもらいました!

※一番手前のマシンに乗りました。この写真は前回のラリーで撮影したもの。

ちなみにサラザン選手、サラザンモータースポーツの現代表。そして元F1、WRCにも参戦したことのあるドライバーで、今回のラリーは約1年ぶり?いやもっと久しぶりかも?だったのに3位って・・・。

で、フランスの道でフランス人の横に乗ることが何よりも価値のあることでした。

サラザンのドライブするフォルクスワーゲンポロの車内、それはもう最高に居心地のいい異次元の世界でした。必要最低限の操作、必要最低限の荷重移動、全ての操作に無駄がなく全ての操作に意味がある、これぞ僕の求めるモノ。

知らなかった世界を知ってしまったボク。その心は少年に戻ってしまい、どうだった?と聞かれても「すげー!うめー!マジでうめー!」と語彙力ダウン・・・。

この日、それまでさんざんあーだこーだで自分の車をテストをしましたが、サラザンの横に乗った後の運転が見違えたことは言うまでもありません(笑)

やはりセッティングの問題ではないのかもね・・・。保井選手と苦笑い。

と色々な経験を積んで無事テストは終了。

明日からいよいよコースを下見してペースノートを作ります!

●スポンサー各社様(敬称略させていただきます)

Showa ESR 株式会社

株式会社 タフゴング

株式会社 オートカフェジャパン

兆 株式会社

レックスウェル 法律事務所

株式会社 K.Z.F

有限会社 アールエーシー

・株式会社 レガシー

轍産業 株式会社

株式会社 BOW

株式会社 大阪冷研

アトリエコード

・株式会社 ミツハシ

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