フランスラリー参戦記:10月28日~29日(Criterium des Cevennes 2022 )

●2日間のラリーがスタート!

いよいよ長いラリーのスタートです。

スタート場所はモンペリエ市街地の中心、マリオットホテルのエントランス前!

2日間無事に走り切ればまたここに戻ってフィニッシュセレモニーを受けることができます!

昨年はウエットコンディションで3位表彰台を獲得したラリー!結果がワクワクです!

●ラリーのアイテナリー(行程表)

左が1日目、右が2日目です。

全SS13本(196.17㎞)、移動区間のリエゾン合計(538.74㎞)、この距離は全日本ラリー2戦分の走行距離に匹敵し、フランス選手権1戦=全日本ラリー選手権2戦の走行距離になります。こうやって海外の選手はラリーマイレージを稼いでいるのです。

そして2日目のSS12は1本で38.63㎞のステージが待ち構えています・・・。この距離は自分のラリー経験上の最長ステージです!

●ステージは難関を極めたものだった・・・。

コースの下見走行で、本番の走行イメージがつきにくいほどステージが難しいと感じましたが、本番のレーシングスピードで走りだせばそれは尚更・・・。

昨年のウエットコンディションとは違い、ドライコンディションの難しさを痛感・・・。

●「キロ3秒の差」

ラリーではライバルとの差を「キロ○○秒」と表現します。

これは1㎞あたりの差を表す表現なのですが、前回6月に参戦したラリーボージュではクラストップとの差が、「キロ1秒」にまで迫りました。これはステージが10㎞の距離なら10秒の差という意味になります。

海外で「キロ1秒」で走ることがまず1つの大きな課題となるのですが、なんと今回は「いいステージでキロ1.5秒、差が開くとキロ3秒・・・。」まさに大撃沈・・・。

●自分に足りないもの

ラリーは経験が大切。ラリーを志しているとよく耳にする言葉で、これはどこの国に行っても同じでした。日本で走っている頃も、フィンランドのラリーの時も、そして今回のフランスでも言われました。

どことなく勝負に負けたドライバーを労うための言葉に聞こえますが、半分以上は本当のことで、この言葉に多くの意味が詰まっていると思います。

道のレイアウトや路面状況、スピード域、マシンセットアップ等、全てのことが日本では経験し難いことと今回も改めて実感しました。

イメージがなければ速く走ることはできない、イメージが無ければペースノートにステージを表現することすら難しい。

正直今回のラリーは全てを打ち砕かれた気分でした。

●挑戦できることの意義

今回のラリーに出場して感じたことは、ものすごい有意義なものでした。

昨年同じラリーで3位表彰台を獲得し、前回の6月のラリーでもトップと「キロ1秒」のタイム差で走って、「俺も通用するかも?」と若干調子に乗った直後のクラッシュ・・・、そしてリタイア。

今回も「キロ1秒以内」で走るはずが全く歯が立たず、「まだまだフランスで勝つには考えが甘い」ことを実感。

こんなに悔しい気持ちになれるなんて、本当に挑戦して良かったと感じています。

調子に乗ってからの大撃沈は、自分のラリー人生での素晴らしいスパイスとなりました!

●リザルト

  • 総合34位/全110台
  • クラス10位/全12台

様々な思いを抱きながら、ラリーはフィニッシュポディウムで無事幕を閉じました。

今回でフランスは4戦目の参戦、改めて走り切ったことでまた多くの学びを得ることができました。

本当に挑戦することって大切。そして挑戦する環境に身を置かせてもらえて、全てのサポーターの方々に感謝の気持ちでいっぱいです。

次戦、11月25日~27日に開催される「Rallye du Var」に参戦します。

2022年フランス選手権の最終戦、当時フランスのラリーに出たくて、2018年に視察に行ったラリー、心から愉しみたいと思います。

出国まであと5日!引き続き応援よろしくお願いいたします。

●スポンサー各社様(敬称略させていただきます)

Showa ESR 株式会社

株式会社 タフゴング

株式会社 オートカフェジャパン

兆 株式会社

レックスウェル 法律事務所

株式会社 K.Z.F

有限会社 アールエーシー

・株式会社 レガシー

轍産業 株式会社

株式会社 BOW

株式会社 大阪冷研

アトリエコード

・株式会社 ミツハシ

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